それは突然…
9月にしては暑い夜の出来事でした。エアコンをつけたまま寝ていたのですが、エアコンの風の音とは違う音が聞こえてきました。
最初は「ポッ、ポッ」という小さな音だったのですが、普段しない音に敏感に目を覚ましてしまいました。
「何の音だろう?」と耳を澄ましていると、「ポタッ、ポタタタタタタ…」と連続音に!
あわてて飛び起きて部屋の灯りをつけ、音のなるほうを見てみると、エアコンから水が流れて落ちていました。
「うわっ、またか!」
そう、今回の件は初めてではありません。過去にも一年くらい前に水漏れを経験しています。
原因
エアコンの水漏れの原因の多くは、部屋の湿気を室外に排水する「ドレンホース」の詰まりだそうです。
ドレンホースの詰まりなら、素人でも簡単に対応できます。
対処方法
- まずはエアコンの電源を切る。(念のためコンセントも抜く)
- エアコンの下に洗面器やバケツを置くなどして、水が落ちても大丈夫なようにする。(これが意外にむつかしかったりする)
- 室外のドレンホースを確認し、排水されているか確認する。(たぶん排水されていない)
- ドレンホースに「つまり取りポンプ」を差し込み、ドレンホースのつまりを取る。
これで、ドレンホースから排水されるようになり、次第にエアコン本体からの水漏れの収まると思います。
逆にこれで収まらない場合、ドレンホース以外の部分に原因があると思うので、電気屋さんなど専門家に任せたほうが間違いありません。
予防策
以上は水漏れが起きた時の話ですが、万が一の準備や予防策はありますよ。
その1:ドレンホースのつまり取りポンプを常備する
今回みたいに夜中に水漏れしても対処できますか?
我が家はたまたま過去に水漏れを経験していて、たまたま「ドレンホースのつまり取りポンプ」を持っていたので対応できましたが、持ってないとかなり焦ります。
長い針金や掃除機でも つまりを取ることはできますが、専用のポンプのほうが早くて楽に対応できます。
「ドレンホースのつまり取りポンプ」は高価なモノではないので一家に一台常備することをおすすめします。
その2:ドレンホースにキャップをつける
ドレンホースにキャップがついていない場合、そこから昆虫などが入り込んで詰まる場合があるので、キャップをつけておきましょう。
ちなみに一年前に水漏れした時は、コガネムシのような昆虫がドレンホースの中に詰まっていました。
その3:ドレンホースの出口付近は定期的に掃除する
今回の水漏れの原因は、ドレンホースのキャップが目詰まりしてて 排水できない状態になっていたからです。なのでキャップを外したら一気に水が流れ出てきました。
というわけで、キャップをつけたから大丈夫と安心せずに、月に一度くらいはドレンホースの出口付近を点検・清掃しましょう。
以上、エアコンから水漏れした時の話でした。誰かの役に立てば幸いです。