はじめに
先日、自動販売機でコーヒーを買おうとしたら、何度やっても500円硬貨が戻ってくる事がありました。
よくよくその500円硬貨を見てみると、珍しいことに旧500円硬貨だったのです。
旧500円硬貨は 昭和57年から発行されたのですが、韓国の500ウォン硬貨を変造して自動販売機で悪用する事件が多発したため、平成12年からは新しい500円硬貨に変更されました。
その後、自動販売機には旧500円硬貨が使えないようにする改良が加えられ、現在に至っています。もちろん、今でも普通に500円として通用する硬貨です。
どうする？
さて この旧500円硬貨。
「メルカリで売れるかな？」って一瞬だけ思いました。調べてみると 確かにメルカリなどでも出品されていますが、収集目的の美品ではないので普通に使うのが良いでしょう。
でも、自動販売機では使えないからコンビニで使おうと 近所のセブンイレブンに向かう途中、いつものセブンイレブンはセルフ支払い方式だったのを思い出しました。セルフ支払い方式だと、自動販売機と同じように機械が受け取り拒否するに違いありません。
そういえば、近所のスーパーもセルフ支払い方式だし、店員さんが対応するレジでも現金を機械に投入する方式だし、素直に受け付けてくれないことは容易に想像できます。
もしその時の店員さんが、旧500円硬貨の存在を知らない若い店員さんだったり、外国人の店員さんだったりしたら、最悪の場合「偽硬貨」扱いされる可能性があるのではないか？
そんな不安に駆られると急に旧500円硬貨を使うハードルが高くなったように感じます。
とはいえ、銀行窓口に持ち込んで交換してもらうのも面倒。さてどうしたものか…
いつまでも悩んでいても仕方ないの、職場近くのファミリーマートでなるべく年配の店員さんに当たるように並ぶ順番を調整して支払いに臨み、偽硬貨扱いされる最悪のケースだけは避けようと思いました。
いざ支払い！
しかし、さすがはベテラン店員さん。旧500円硬貨を見ても顔色を変えず、そのままレジの機械に現金を投入するのではなく、手動操作でドロワーを開け、何事もなかったかのように受け付けてくれましたとさ。めでたしめでたし。
まとめ？
それにしても今回の旧500円硬貨。どこから入手したんだろう？
全然記憶にございません。
