みなさん、本を読んでますか? マンガや雑誌以外の本を読んでますか?
私もなるべく読みたいとは思っているのですが、なかなか読めていません。
そこで「読書メーター」というサービスを使って、どのくらい読んでいるのか? どんな本を読んできたのか? 記録をつけています。
その「読書メーター」に昨年1年間に読んだ本をまとめる機能があるので それを使って、私が2020年に読んだ本をまとめてみました。
HELLO WORLD
HELLO WORLD (集英社文庫)の感想先に映画を観ていたこともあり、あらゆる場面でも容易にイメージすることができた。
主人公の視点がコロコロ変わるので読み返すことも多いが、それも含めて映画より本のほうがいいかもしれない。
そしてやっぱり、2047年視点の この物語を読みたくなった。
読了日:01月15日 著者:野崎 まど
夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)の感想この物語自体が壮大なる御都合主義だけど、実に気持ちのいい御都合主義だ。
偽電気ブランの味の表現が素晴らしく、読んでるだけで飲みたくなってくる。
本物の電気ブランは飲んだことがあるが、あまり美味しいとは思わなかった。「偽」のほうが美味しいのかもしれない。
読了日:01月29日 著者:森見 登美彦
死なない生徒殺人事件
死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~ (メディアワークス文庫)の感想システムとしての永遠の命と本物の永遠の命。
複製された永遠の命のその後と身元を失った永遠の命のその後。
四角形と五角形の間の図形と三角形と四角形の間の図形。
読後にいろいろと考えさせられる物語は、ある意味で良い物語だと思う。
読了日:02月13日 著者:野崎 まど
know
know (ハヤカワ文庫JA)の感想言い方が悪いけど、この作者は割とあっさり重要人物を殺すように思う。でもそれは、たいてい偽りの死だったりするんだけど今回は?
中盤からの急展開と、読後に気持ちいいモヤモヤが残るのは個人的には好きだ。
あと些細なことだけど、英文字のルビが小さすぎて読めない。ハズキルーペが必要か?
読了日:02月25日 著者:野崎 まど
ケーキの切れない非行少年たち
ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)の感想事例ばかりたくさん並べられ 全然話が進まなくてモヤモヤしたあげく、肝心のどうすればいいのかって部分が弱い感じがした。 話題の本なのに残念な感じだった。
読了日:03月24日 著者:宮口 幸治
恋文の技術
([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)の感想初めて書簡体小説を読んだが、なかなかに面白い。可能であれば暇なときに全部バラバラにして時系列に並べなおして読んでみたい。
一部「恋文の技術」ではなく「なりすましの技術」ではないかと思うところもあるが、うまくまとまっているので問題なし。
最後まで書簡体を貫き、あえて後日譚を書かなかったのは逆に良かったと思う。
あと、他の森見作品のネタが仕込まれてる匂いもするが、すべての作品を読んだわけではないのでわからない。
読了日:08月21日 著者:森見 登美彦
漫画 バビロン大富豪の教え
漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則の感想あまりにも単純で分かりやすい内容だけど、それすら出来ていないことに気づかされた。
最初の壁は、動くか動かないか。あとはどこまで必死になれるかだと思う。
物語の外で気になったのは、「インデックスファンド」という具体的な名前が出てきたこと。これがあるだけで妙に胡散臭く感じる。
読了日:08月25日 著者:ジョージ・S・クレイソン,坂野旭
まとめ(言い訳?)
以上が2020年に読んだ本ですが、1年間で7冊 ページ数にして2,270ページって コロナ禍のステイホームで時間があったはずなのに、去年より少ないですよね。
ちょっとだけ言い訳すると、時間があったからマンガをたくさん読んでしまったんです。
ちなみに こんな本を読んでました。
リンク
・ダンジョン飯リンク
・鬼滅の刃リンク
・王様ランキングリンク
・SPY×FAMILYリンク
・亜人リンク
・薬屋のひとりごとリンク
2021年は活字の本を もっと読めるように頑張ります。